公式プレイマット「偽物」「本物」の区別の仕方 ~あなたのプレマは本物?~
こんにちは。つのぐみです。 6月も終わるというのにジメジメとした日が続きますね。というわけで 久しぶりの更新です。
はじめに
「プレイマット」
TCGプレイヤーなら恐らく大多数が所持しているであろう、プレイマット。
テーブルの汚れから保護することは勿論、多種多様なデザインが存在し、個々のイメージの定着やモチベーションの向上に役立っている。
中には”海外の公式大会”、”世界大会”等で配布される「限定プレイマット」があり、所持している人は周りから一目置かれるであろう。
それもそのはず。高額なものでは数十万の限定プレイマットも存在しているからだ。
(↑海外の大会に複数参加した人に配布される限定プレイマット 現在4~50000円)
しかし、そんな高額アイテムに目を付ける悪徳な人も存在するのが現代の闇。
そう、有名ブランドの洋服や鞄のように”偽物”が多数存在するのである。
最近、そんな話がTwitter上で噂になっていたため知っている人も多いとは思うが、実際に起きた事例を紹介したいと思う。
ー 某フリマアプリにて ”偽造プレイマット” が多数販売される
名前は一応伏せておくが、大体は察しが付くと思う。
実際に画像を見てもらいたい。
(※少し前の出来事で、出品自体が削除されていた為、Twitterから拝借)
なんと、商品名に「カスタムプレイマット」と記載されているのに8000円で購入されているのだ。(このプレイマットの本物は約25000~30000円)
しかし、絵柄は公式のものとほぼ同じで、本物と言われたら騙されてしまうかもしれない、と思うほどの出来だ。
この購入者は偽物と分かって買ったと思われるし、そもそも公式の物を偽造して公の場に出品していることが許されるかは分からないが、そこは今回の話から逸れるのでやめておこう。
さて、ここまで本物に近い偽造プレイマットが作られている事が分かり、多くの人が「自分の持っているプレイマットは本物なのだろうか?」と思ったであろう。
それもそのはず、KONAMIから直接届く以外では、確実な根拠が無く、判別しにくいからである。
特に海外から輸入されたプレイマットは海外の技術で生産されたものかもしれないし、大金を払った人はさぞかし心配だと思われる。
お待たせしました!
そこで今回の記事では、本物と偽物を見分けるポイントを紹介したいと思う。
ただ、この方法で全てのプレイマットが見分けられるかどうか、は確信できないことをご理解いただきたい。
それではまず「偽物が作られるであろうプレイマット」を絞り込んでいこう。
Point 公式プレイマットかどうか。
これは大前提である。非公式の物は限定であっても、需要が限られる上に売れる層が狭まってしまうため、製造する側が作ろうとしないからである。
公式のプレイマットにはKONAMIのロゴやWorldChampionshipQualifier、YCSなどが書かれていることが多い。
Point 高額なプレイマットかどうか。
目安は相場が約5000円~の物だと思っている。もし2000円や3000円の物の偽物を作ったとしても、利益が取れないからである。また、出回っている数が多いということも考えられる。
この2つのポイントに当てはまってしまったものには、十分偽物の可能性がある。
ただ、下記に紹介するポイントを知っていれば、7・8割は見分けられる。
~実物を見て比べられる場合~
Point サイズは一致するかどうか。
Twitter画像検索より拝借。普通のプレイマットのサイズと一回り違う場合がある。
製造原本のプレイマットサイズが異なっているケースである。
Point 手触り、光沢、厚みの違い
公式でも生産国によって光沢が違うものがあるようだが、偽造プレイマットは安い素材を使っていることが多いようなので、テカテカしていることが多いようだ。
~画像でしか確認が出来ない場合~
Point 正確な印字がされているかどうか。
これは比較的に見分けやすいポイントである。
一枚目の画像では右下にTop4とあるが、本来その下にはNotForSaleと書かれている。
二枚目の画像は本物との比較があるので一目瞭然である。
また、字だけではなく、デザインにおいても
このように細かい差があったりと、パッと見では分からない違いも存在する。
Point 色が鮮明かどうか。
実際に自分が使っているデスガイドのYCSプレイマットだが、明らかに左側の色が薄いことが分かる。一般的に本物に比べ、偽物は色が薄めなことが多い。
(ちなみにデスガイドのプレイマットは、YCSと書いてある部分のロゴの大きさでも見分けることが出来る)
ただ、注意して頂きたいのは、商品の写真の撮り方によって光の当たり方が違うため、色で判別できないケースもあることだ。
以上の点を注意すれば、間違えて偽物を掴ませられる事も少なくなるだろう。
しかし、今となっては店頭で確認せず、ネットで購入することが多くなっている。
画像では偽物を本物のように見せることは容易であるため、個人間での取引では、出品側との確実な連絡を怠らないように注意が必要だ。
また、有名な大手ネットショップであるからといって安心してはいけない。
あのGoodSOOrですら、偽物を多く扱っている(意図があるかは不明)との噂だ。
ほならね、気を付けてお買い物をしましょうって話ですよ。私はそう言いたい。
最後に。個人的な質問は受け付けておりませんのでご理解くださいm(__)m
おわり。